小学生におすすめ習い事ランキングトップ20 人気の傾向や月謝目安も解説

目次

  1. 小学生に人気のおすすめ習い事ランキングトップ20
  2. 【運動系】小学生に人気の習い事のレッスン内容や月謝
  3. 【学習系】小学生に人気の習い事のレッスン内容や月謝
  4. 【アート系】小学生に人気の習い事のレッスン内容や月謝
  5. 【その他】小学生に人気の習い事のレッスン内容や月謝
  6. 小学生に人気の習い事についてよくある質問
  7. まとめ

小学生に人気のおすすめ習い事ランキングトップ20

学研教育総合研究所(以下、学研教育総研)が、2020年8月、「小学生の日常生活・学習・新型コロナ対策の休校に関する調査」を実施しました。これは、インターネットによる調査で、小学1~6年生の各学年で、男子100人と女子100人ずつとその保護者の計1200組の回答を集めたものです。

結果、小学生の習い事で最も人気が高かったのは水泳でした。同じスポーツでは、サッカー・フットサル、体操教室、硬式野球・軟式野球・ソフトボールも人気です。また、小学校の授業に組み込まれている英語やプログラミングを習い事で学んでいる傾向も見られます。

学研教育総研の調査に基づき、男女別の習い事人気ランキングトップ20を紹介します。ぜひ習い事選びの参考にしてみてください。

順位 男子の習い事
人気トップ20
男子 女子の習い事
人気トップ20
女子
1位 水泳 31.0% 音楽教室
(歌や楽器など)
23.3%
2位 受験のための塾
学校の補習のための塾
20.0% 水泳 22.3%
3位 英語塾
英会話教室
17.2% 通信教育 17.7%
4位 通信教育 15.7% 英語塾
英会話教室
16.7%
5位 サッカー
フットサル
13.3% 受験のための塾
学校の補習のための塾
16.2%
6位 体操教室 7.5% 習字 8.2%
7位 音楽教室
(歌や楽器など)
7.2% ダンス
(バレエ以外)
7.2%
8位 書道 6.5% そろばん 6.3%
9位 武道
柔道、空手、剣道など
6.0% 書道 5.8%
10位 硬式野球
軟式野球
ソフトボール
5.7% 体操教室 5.5%
11位 その他のスポーツ 5.5% その他のスポーツ 5.5%
12位 そろばん 5.3% バレエ 4.7%
13位 プログラミング
ロボット教室
4.2% 武道
柔道、空手、剣道など
1.8%
14位 習字 3.8% バスケットボール 1.7%
15位 バスケットボール 2.0% 絵画教室
造形教室
1.2%

 

小学生に人気の習い事ランキングの傾向

 

調査結果を見ると、男子の習い事のトップ3は水泳、受験のための塾・学校の補習のための塾、英語塾・英会話教室であり、女子の習い事のトップ3は音楽教室(歌や楽器など)、水泳、通信教育でした。

塾や通信教育など、学校での勉強に直接関係する習い事が上位に入っています。

学研教育総研の調査「第1部 小学生の学習・学習環境の変遷」を見ると、2000年代の男子の習い事のトップ3にはピアノが多く入っていましたが、2010年代にはこれにとって変わるように、サッカーがトップ3に多く入るようになりました。

女子では、2000年代にトップ3に書道がよく入っていた一方、2010年代には英語・英会話がトップ3に頻出するようになりました。

2020年の調査結果を見ても、男子はサッカー、女子は英語塾・英会話教室が、人気の習い事のトレンドといえそうです。

 

【運動系】小学生に人気の習い事のレッスン内容や月謝

男女ともに水泳がランキングの上位に入っていたように、体を思い切り動かしたり、基礎体力を養ったりする運動系の習い事は一定の人気を得ています。運動系の習い事もさらに細分化すれば、個人スポーツとチームスポーツに分けられ、伸びるスキルや能力で選んだときも様々な選択肢があります。ここでは、運動系の習い事でおすすめの教室を紹介します。

①【低学年向け・運動全般】biima sports

 

「biima sports(ビーマスポーツ)」は全国に約100教室を展開している総合キッズスポーツスクールです。

対象は3歳~10歳まで。小学校中学年くらいまでの年齢層向けです。早稲田大学の教授陣と共同開発したプログラムをもとに、サッカー、体操、野球、バスケットボール、テニスなどさまざまなスポーツを経験します。

複数の課題を2、3人のチームで話し合いながら解決する「プロジェクトラーニング型」のレッスン内容もあり、運動能力だけでなく、コミュニケーション力ややり抜く力、チャレンジ力なども養われます。

受講日や月会費はレッスン時間や回数、場所(エリア)の都合によって異なるため、一度無料体験に足を運び、雰囲気を味わいながら、詳細を確認することをおすすめします。

 

②【サッカー】リベルタサッカースクール

 

男の子の習い事で人気の高いサッカー。世界的なスポーツを目当てに全国で約2万1000人もの子どもたちが通う規模のサッカースクールが「リベルタサッカースクール」です。3歳から12歳までを対象に、サッカーを通して礼儀、協調性、社会性を育み、子どもたちの「心」を成長させることを目標にレッスンが行われています。

リベルタサッカースクールの特徴は一人ひとりを評価してあげる指導法です。「集団個別指導」というもので、サッカーがうまい子ばかりではなく、サッカーが大好きな子やサッカーを楽しんでいる子にも注目する環境を整え、それぞれの意欲や忍耐力も養っていきます。

指導理念は「認めて、褒めて、励まして、勇気づける」こと。認めてもらい、褒めてもらうことで、子どもたちは自信や自己肯定感を強め、何事にも前向きに取り組むようになっていきます。週1回のレッスンで、月会費は7580円です。

 

③【サッカー】CTTサッカースクール

 

CTTサッカースクールの創立は2014年。一般社団法人スポーツインストラクター協会が掲げる「スポーツを通じて『人間力』を高める機会、育成を創造する」というミッションのもと、東京、神奈川、埼玉、群馬、岡山などでスクールを運営しています。

3歳から12歳までが対象で、60分間のレッスンは通常、グループで行われます。必要に応じて個別指導を交えながら、45分の基礎練習をこなしてスキルアップを図り、最後の15分ではミニゲーム形式でサッカーを楽しみます。

「ポジティブな言葉がけ」を重視しており、楽しみながら自主性や協調性を育んでいく指導法も特徴です。

 

④【野球】JBS ジュニアバッティングスクール

 

野球チームに所属しているけれど、打撃の個人練習をする時間が足りていない――そんな少年少女にうってつけのスクールが「JBS ジュニアバッティングスクール」です。

バッティングに必要な3つのポイントを、①トップ(スイング前の両手のグリップ位置と上体の準備)、②体重移動(スイング中の並進運動と回転運動)、③フルスイング(自分の力を最大限ボールへ伝える)と定め、少人数制・個別指導型のレッスンでバッティングの技術を高めていきます。

ピッチングマシンを使う「マシンバッティング」と、コーチが投げる「トスバッティング」の2パターンの練習があり、自分で改善点を考える過程を重視。バッティングの技術だけでなく、考える力や課題解決力も養われていきます。

月謝は月4回のレッスンで8360円。小学生と中学生を対象としたスクールです。

 

⑤【野球】ルーキーズJrベースボールクラブ

 

「ルーキーズJr ベースボールクラブ」は2009年に設立され、現在は全国で約60の教室を運営。高校硬式野球部経験のあるコーチ陣が、それぞれの子どもたちの実力に合わせた指導を行う子ども向け野球スクールです。

2歳から小学6年生までを対象に、「打つ・捕る・投げる・走る」といった野球の基本動作だけでなく、チームスポーツならではの「他者を尊重する精神」を育むトレーニングが特色。

年齢別に4つのコースに分かれており、週1回の練習に加え、野球を楽しみ、野球の技術が着実に身についているかを確認する場として、年4回の練習試合、9月~12月までにはスクール内の大会「ルーキーズ杯」を実施しています。同時に、あいさつ、道具の扱い、整理整頓といった日常社会に必要な力も伸ばしていきます。

月会費は6600円。ユニフォーム購入費として1万890円、またはユニフォーム有料レンタル費として月額440円がかかります。

 

⑥【テニス】テニススクール プリマステラ

 

「テニススクール プリマステラ」の指導理念は「ココロに体力を。」というもの。テニスの技術指導だけでなく、人間性を伸ばすことにもフォーカスを合わせたスクールです。

「子どもたちが楽しむ、よろこぶ指導」を重視しており、レッスン内容は未経験者や初心者でもラケットを持ったその日から簡単なゲームまで楽しめるように設計されています。

3~6歳の未就学児クラス(キッズスクール)と小学生クラスがあり、テニスのスキルアップに加え、子どもたち同士の交流なども含め、勤勉性や意欲、忍耐力や思いやりといった数値化できない「非認知能力」を育むレッスンを特徴としています。「失敗しても大丈夫」という雰囲気があり、子どもたちは自然とチャレンジする姿勢も強めていきます。

週1回のレッスンで、月会費は8600円。スクールは東京、埼玉、神奈川、広島で展開されています。

 

⑦【ゴルフ】ヨネックスジュニアゴルフアカデミー

 

主に大人が趣味として楽しむスポーツながら、未就学児から始められる習い事として注目を集めているゴルフ。「ヨネックスジュニアゴルフアカデミー」は4歳~高校生までを対象とした少人数制のゴルフスクールです。

「楽しいゴルフ」「もっと身近にゴルフを感じてほしい」をコンセプトに、インストラクターらが自らの経験をもとにレッスンを展開します。

基礎技術の習得を目指す「ジュニアクラス」、親子でも一緒にレッスンを受けられる「親子レッスン」、プロを目指したり、大会に出場したりといった高い目標を持つ経験者向けの「アスリートコース」の3つのクラスが用意されています。

正しいスイングなどゴルフのスキルをしっかりと指導してくれるだけでなく、対人関係に欠かせない礼節の大切さも伝えてくれる点も特徴です。レッスンは週1回60分。月4回のレッスンで、月謝は9900円となっています。

 

【学習系】小学生に人気の習い事のレッスン内容や月謝

学習系の習い事は、学校の授業や中学受験のために火曜目的もあるでしょう。小学校で必修化となった英語とプログラミングは、近年習い事として注目されています。学研教育総研の調査で男女ともにトップ20に入っていたそろばんは、数の概念を学ぶだけでなく、暗算ができたり、記憶力や集中力がついたりする利点があるとも考えられています。ここでは、学習系の習い事でおすすめの教室を紹介します。

①【英語】シェーン英会話

 

1977年の創業以来、イギリス出身者に加え、カナダやオーストラリア、ニュージーランドや南アフリカなどイギリス英語圏出身の講師が多く指導しているのがシェーン英会話です。

特徴はネイティブ講師が英語を英語で教える「直接教授法」を採用している点。いわゆるオールイングリッシュのレッスンは五感をフルに使った対面型が基本で、講師が声の調子や表情、ジェスチャーや言い換えを活用し、子どもの理解促進を図るスタイルです。

ホワイトボードを使ったゲームや、絵や単語が描かれたカードを素早くめくるフラッシュカードを用いながら、楽しく英語にふれる環境も特色です。

対象は2歳から。少人数レッスンの月謝は2~3歳の場合1万450円、そのほかは1万4850円、個人レッスンの月謝は2万8050円など。

 

②【学習】ピグマキッズセレクト

 

習い事つきの民間学童として注目を集めるウィズダムアカデミーが運営する「ピグマキッズセレクト」では、国語と算数の学びの場が提供されています。

教材に使用しているのは中学受験で確かな合格実績を残してきた大手学習塾「SAPIX(サピックス)」が開発したもの。小学1年~4年生向けの教材を使い、算数であれば図形問題や論理問題、国語であれば表現力や記述力を伸ばす問題に取り組みます。

週1回90分が基本で、小学1年生の内容に向き合う「Primaryピグマ」、小学2年生の内容を扱う「Standardピグマ」、小学3、4年生の内容に取り組む「Advancedピグマ」という3つのレベルに分かれています。少人数制の授業は、学年混在で行われます。

自学自習の習慣がつき、中学受験にも役立つとされるレッスンの月謝は9900円、または1万1000円と会員によって変わります。民間学童としては教室から半径2キロ圏内を対象に、お迎えお送り付添いサービスも行っています。

 

③【プログラミング】プログラボ

 

2020年に公立小学校で必修化されたプログラミングは習い事としても注目されています。2022年には高校でもプログラミング教育は必修となるため、早いうちから慣れておくメリットは少なくないでしょう。

「プログラボ」はロボットプログラミングを中心とした学びができるスクールで、全国で50ほどの教室を展開しています。

対象は、年中~中学生まで。ロボット教材もパソコンやタブレットも1人1台利用することが可能。

子どもでも学習しやすい「ビジュアルプログラミング言語」を使って操作し、生徒3、4人に講師が1人つき、対話型のアクティブラーニングでレッスンが進む形がベースです。過去には、10人前後のチームで1カ月かけて「ペットロボット」を制作するという内容もありました。

レベルが上がればゲーム制作などもできるプログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」など、複数のツールを組み合わせたプログラミングも経験します。月謝は1授業50分×月3回で1万780円。

 

④【算数】未来こども教室 そろばん教室

 

2008年に創立され、幅広い習い事の教室を展開している「未来こども教室」は、東京都内で50ほどのそろばん教室を運営しています。

対象は、年中から小学6年生まで。珠算でも暗算でも、未来こども教室本部が指定した「商工会議所」「全珠連」の検定に準拠したテキストを使用し、間違えた問題を先生が重点的に直す指導法を採用しています。間違えた問題を先生とともにじっくりと見直す過程が、課題発見力や課題解決力を養っていきます。テキストとストップウォッチを使って、時間を意識して練習を重ねることで、集中力や最後までやり抜く力も身につきます。

月謝は、未就学児が対象のキッズコースが2420円、小学生コースは4070円。そのほか、維持費が毎月1980円など。詳しくは教室にお問い合わせを。

 

【アート系】小学生に人気の習い事のレッスン内容や月謝

絵画、造形、音楽といったアート系の習い事は、豊かな感性を身につけたい子どもにぴったりです。近年注目されている「STEAM教育」は「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Art(芸術)」「Mathematics(数学)」の頭文字をとったもので、アートを通じて養われる思考力や課題解決力、想像力はますます注目されていることから、STEMにAが加えられた経緯もあります。ここでは、アートの習い事でおすすめの教室を紹介します。

①【アート】K-ART SCHOOL

 

習いごと付きの民間学童「ウィズダムアカデミー」が運営しているアート教室が「K-ART SCHOOL」です。レッスンは週1回で60分。材料や道具は教室が用意するので手ぶらでの参加が可能で、毎月季節に合ったテーマを決めて作品を制作します。

年間カリキュラムは10ステップに分かれており、「先生の話をよく聞いて理解できる」から始まり、「自分の行為に自信を持って意思決定ができる」で終わります。自己肯定感を高めていくことを重視しており、作品づくりを通して自分自身の行為に自信を持って意思決定ができるようなレッスンが開かれています。

月謝は会員の内容にって異なり、7480円、または8580円など。運営母体のウィズダムアカデミーは教室から半径2キロ圏内を対象として、お迎えお送り付添いサービスを行っています。

 

②【絵画】絵画教室 ウィズダムアカデミー

 

お迎えお送り付添いサービスも行う民間学童の「ウィズダムアカデミー」は、絵画教室も運営しています。小学生が対象で、1回のレッスンは1時間が基本です。

レッスンでは、プロの先生の指導のもと、絵の具やクレヨンなどを使い、与えられたテーマの中で自由にアイデアを働かせ、作品を創作していきます。ウィズダムアカデミーは習い事を通して獲得するスキルとして「思考力」「創造力」「コミュニケーション力」「問題解決能力」「運動能力」を掲げており、絵画教室も例外ではありません。

固定観念にとらわれずに先生や友人たちと作品作りに向き合う中では特に、芸術的な素養だけでなく、「思考力」「創造力」「コミュニケーション力」「問題解決能力」も伸びていきます。

月謝は会員によって異なり、7480円、または8580円。民間学童のウィズダムアカデミーでは同じ場所で他の習い事とも掛け持ちが可能です。

 

③【クラフト】クラフト ウィズダムアカデミー

 

習い事もできる民間学童の「ウィズダムアカデミー」は、“ものづくり”を学ぶ「クラフト」の教室も運営しています。「観る」「触れる」「イメージする」「作る」の4つの行程を中心に、自分が出掛けた作品で遊ぶという目的に向かい、想像力と創作力を引き出す指導法が特徴です。

年齢やレベルによるクラス分けはせず、江戸時代の寺子屋のように、年齢も技術も異なる子どもたちがお互いに刺激を受けながら一緒に創作を楽しんでいきます。「遊ぶための作品」を作るなかでは、感性だけでなく、これからの時代に重要とされる「課題発見力」や「課題解決力」も育まれていきます。

週1回のレッスンで、月謝は会員によって異なり、4180円、または5280円。同じ場所で他の習い事とも掛け持ちが可能で、教室から半径2キロ圏内を対象に、お迎えお送り付添いサービスも受けられます。

 

④【アート】絵画教室 アトリエCHICORA(チコラ)

 

「絵画教室 アトリエCHICORA(チコラ)」は「アトリエ × ギャラリー × 教室」の設備を持つ絵画教室です。教室は新宿区にあり、四ツ谷駅から徒歩3分ほどの場所にあります。

絵を描くことを楽しみ、健やかな心身を育てることを使命に掲げ、「イメージする力」を重視したレッスンを展開しています。先生のなかには雑誌の挿絵や絵本の挿画を手がけるプロのイラストレーターも多数在籍しており、着実に表現力を身につけていくことができます。

「子どもコース」は4歳(年中)~小学6年生までが対象で、1回90分が基本です。一人ひとりが自分を肯定し、周りを受容し、主体的に行動する環境を用意し、「想像する力」「前に進む力」「伝え、つながる力」を重視しながら、好きなことや得意なことを伸ばして、自分にしかできない表現力を育むレッスンが特徴。月謝は、週2コマの受講で10780円となっています。

 

【その他】小学生に人気の習い事のレッスン内容や月謝

これまで取り上げてきた習い事のほか、空手や剣道、乗馬なども、子どもの可能性を広げてくれます。いずれも運動能力を育むだけでなく、ルールや作法を守ることで心の成長も見込めます。大人になっても楽しめる生涯スポーツの基礎を子どものうちに身につける意義は決して小さくありません。

①【空手】リズミックカラテ クオレ

 

空手教室「リズミックカラテ クオレ」は3歳から12歳までを対象としたスクールで、音楽を流しながら練習するという独自のレッスンを展開しています。空手の基本である「突き」「蹴り」を含め、さまざまな技を音楽に合わせて繰り出すことで、全身を使った運動として空手に取り組む形となります。

指導理念は「ココロに体力を。」というもの。単に空手の技術向上を図るのではなく、礼儀作法や協調性の習得にも重点を置いています。2人1組の練習では「お互いの良い点と改善点を一つずつ伝え合う」という課題が出され、相手の動きを見て「課題を発見する力」と、改善点を言葉にして「伝える力」を伸ばしていきます。相手に納得してもらうように話す必要があるため、思考力や論理の展開力も育まれます。

「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」という指導方針を掲げており、空手を通して子どもたちは自己肯定感を高めていく環境が整っています。週1回のレッスンで、月会費は7580円。

 

②【剣道】こころ 剣道スクール

 

「こころ 剣道スクール」は、その名のとおり、「ココロに体力を。」というスクール理念を掲げ、技術指導に加え、人間性を育てる剣道教室です。剣道を通じて、あいさつ、礼儀、リーダーシップ、協調性、自己管理力、課題解決力といった社会で必要な非認知能力を育てる指導法が特色です。

剣道の技術習得に関しても、子どもたちが自発的に活動に取り組むことを最大の価値と位置づけており、良い部分をたくさん見つけ、褒めながら長所を伸ばしていくのが基本方針です。

勝ち負け以上に「楽しい」「ワクワク」を優先した指導を重視しており、年長者や剣道歴が長い子どもといった先輩が中心となってレッスンが進んでいきます。年少者は先輩に世話をしてもらうことで、「次は自分も先輩の立場になるんだ」という自覚が芽生え、異年齢による集団活動のなかでチームワークの意識も培われていきます。

レッスンは週1回1時間が基本。3歳から12歳までが対象で、月会費は7580円となっています。

 

③【乗馬】乗馬クラブ クレイン

 

「乗馬クラブ クレイン」は1971年に創業され、東北から九州まで約40カ所でクラブを運営しています。会員であれば、どこのクラブも利用できる形を採用しています。

ジュニア会員は小学1年生から高校3年生まで。多くののクラブでは、年齢に関係なく乗馬の魅力を楽しむことができます。1クラス6~8人の定員制で、1回のレッスンは45分間となっており、ベーシックでは常歩(なみあし)、初級で速歩(はやあし)、中級で駈歩(かけあし)という順番で、歩き方を習得していきます。10歳から乗馬5級ライセンスコースに参加可能で、その先は馬術競技を目指すこともできます。

乗馬を続けるとインナーマッスルや体幹を鍛えることができます。同時に、乗馬の上達に大切なのは運動神経以上に「リズム感」や「バランス感覚」だと言われており、かけっこや球技が苦手も続けやすいスポーツとされています。費用は3回コース9900円からとなっています。

 

小学生に人気の習い事についてよくある質問

豊富な選択肢があるなかで、習い事を決める際にはどんな点に注意すれば良いのでしょうか?アンケート結果や育児・教育ジャーナリストの視点を借りながら、習い事選びで意識すべきポイントを紹介していきます。そのなかでも「夢中になる」は重要なキーワード。

「子どもに人気の習い事」と「保護者がさせたい習い事」に違いはある?

通信教育や教育、育児、出版などの事業を行う株式会社ベネッセコーポレーション(以下ベネッセ)が2021年8月、全国の小学生とその保護者の1236組に対して行った習い事に関するアンケートの結果を発表しました。

アンケートの中では、小学生と保護者の両方に「現在している習い事以外に、最もしてみたい(させてみたい)習い事は何ですか」という質問が設けてあり、子どもと大人の希望はそれぞれ特徴がある結果となっています。

順位 小学生がしてみたい
習い事
男子 保護者がさせたい
習い事
女子
1位 動画制作 8.3% 水泳 11%
2位 ダンス 7.6% 英会話など
語学
10.4%
3位 プログラミング 7.4% プログラミング 6.3%
4位 サッカー
フットサル
5.3% 思考力をのばすための学習 5.3%
5位 ピアノ
エレクトーン
4.6% 受験のための学習 4.8%

両者のトップ5は「小学生がしてみたい習い事」の上位に、動画制作とプログラミングというICT(情報通信技術)関連のものが入りました。

ダンス、サッカー・フットサル、ピアノ・エレクトーンと、運動や音楽に絡む習い事も人気を集めています。

一方、「保護者がさせたい習い事」は1位の水泳を除き、4つが学校の勉強に関するもので占められています。学力向上を願うのが親心といったところでしょう。

ベネッセは2020年11月に「小学生がなりたい職業」のアンケートを実施しており、1位が「YouTuber(ユーチューバー)」、2位が「芸能人」、3位が「ゲームクリエイター」、4位が「プログラマー」という結果でした。

「小学生がしてみたい習い事」の上位に入った動画制作、ダンス、プログラミング、といったものは、夢につながる習い事といえそうです。

小学生の子どもに習い事をさせるときの「ジャンル」や「教室選び」のポイントは?

育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささんは、教育情報サイト「朝日新聞EduA」の取材に応じた際、習い事について「いかに非認知能力を身につけられるかが大切です」と話しました。

「非認知能力」とは数値化できない力のことで、自尊心や自己肯定感、自制心や自信、協調性や共感する力、思いやりや道徳性、目標に向かってがんばる力など、健やかな心を形成する要素を指します。

おおたさんはこうした非認知能力を伸ばすうえで「夢中になる」「何かを達成する」「壁にぶつかる(挫折する)」「克服する」という過程が重要だと話しました。

習い事にはスポーツ系、文化系、学習系、アート系などの分野があります。いずれにせよ、ジャンルを選ぶ際には、わが子がこの「夢中になる」「何かを達成する」「壁にぶつかる(挫折する)」「克服する」という経験を積めそうかを見極める必要があるでしょう。何より「夢中になる」という当人の熱量を見逃したくないもの。

本人が目を輝かせて「やりたい!」と思えるものを見つけてあげること。そのうえで、先生との相性が良く、通う負担が小さい教室やスクールを選んであげるのが保護者にできるサポートといえるでしょう。

小学生の子どもの習い事はいくつまでの掛け持ちがおすすめ?

子どもとお出かけサイト「いこーよ」が2020年、小学生以下の子どもを持つ全国の保護者873名を対象に「習い事に関するアンケート」を実施したところ、年齢が上がるにつれて習い事の掛け持ちの割合が増える調査結果となりました。

「いこーよ」の調査では「現在習っている習い事の数」という質問に対して、4~6歳の33%が2つ、13%が3つ、4%が4つ習い事をしていると回答しました。

7~9歳では、35%が2つ、16%が3つ、8%が4つ。

10~12歳では、40%が2つ、16%が3つ、9%が4つ、と掛け持ちしている割合が増えます。

データで見る限り、習い事は1つ、もしくは2つ掛け持ちをしているのが一般的といえるでしょう(子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』調べ)。

掛け持ちをする場合は、スポーツ系と文化系、学習系とアート系など、別々のジャンルで習い事を掛け持ちすると、それぞれ異なる角度からの才能の開花が見込めるかもしれません。

まとめ

小学生におすすめ習い事を紹介しました。

男女ともに水泳は人気で、近年では男子でサッカー、女子で英語塾・英会話教室を習い事に選ぶ割合が増えてきていることがわかりました。また、「小学生がしてみたい習い事」は「小学生がなりたい職業」と重なる部分があり、動画制作やプログラミングなど、ICT(情報通信技術)関連の習い事も注目されています。

習い事にはスポーツ系、文化系、学習系、アート系などさまざまなジャンルがあり、それぞれのスクールが特色を打ち出しています。どんなスキルや能力を伸ばしてあげたいかをしっかりと検討し、子ども本人の意見を尊重しながら、夢中になれる習い事をぜひ見つけてください。

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